住宅ローン控除
住宅ローン控除は、住宅ローンを借りていて一定の要件を満たした場合に減税がうけられる制度のことです。私が賃貸併用住宅を建てた平成25年は上限200万でしたが、消費税が8%に増税された平成26年4月~平成29年12月までに建てられた場合は上限400万にまで拡張されています。
新築住宅において住宅ローン控除を利用するための主な条件は以下のとおりです。
- 取得してから6ヶ月以内に自分が居住すること
- 住宅部分の床面積が50㎡以上で、床面積の2分の1以上が自分の居住用であること
- 控除を受ける年の合計所得が3000万以下であること
- 借入期間が10年以上あること
必要な条件を全て満たしたうえで、控除を受けるための手続きが必要となります。手続きには以下の書類が必要です。初年度は以下の書類を用意して税務署に申請します。
- 確定申告書
- 住民票の写し
- 住宅ローンの残高証明書
- 登記事項証明書
- 不動産売買契約書(請負契約書)
- 源泉徴収票
2年目以降は企業に勤めていれば初年度の申請時に発行された書類と、年末時点の残高証明書を提出することで年末調整で可能となります。私はこれが面倒だったこともあり、当時は20万くらいと思って申請しなかったのですが、今思うと毎年20万は大きいですね。これから建てる方は最大40万の控除が受けられるので絶対に申請したほうがいいです。