サラリーマン大家のサラリーマン脱出計画

サラリーマン大家がサラリーマン生活から脱出するまでの日々を綴っています

貧困の罠に陥らないために

先日、週刊東洋経済の「貧困の罠」という特集を読んで、不動産投資を始めようと考えていた時のことを思い出しました。貧困の罠とは、所得が増えても国からの援助が減らされるなどで結局貧困から抜け出せないという状況を意味する経済学の言葉です。

特集の記事の中では元々年収1000万円以上だった人たちが様々な理由で自己破産だったり、生活保護をうける状況になっているケースが書かれていました。ある人は病気、ある人は親の介護、ある人は転職の失敗、失業など様々なことをきっかけに貧困へ転落していたのですが、よく考えるといずれも誰にでも起こり得ることなんです。

自分が病気やケガで働けなくなったら、親の介護が必要な状態になったら、勤め先が倒産したりしたら、考えるとゾッとしますよね。サラリーマンとしての勤労所得しかなかった時は不安しかなかったですが、不動産所得のある今では何とかなるんじゃないかと考えられるようになりました。大震災や火災などのリスクはあるので絶対大丈夫とは言えませんが、総合的には貧困に陥るリスクは低くなっていると思います。

世の中には勤労所得のみでもローンを組んでマイホームを購入する人がたくさんいますが、自分の父親が実際に病気で働けなくなったのを見ているせいか、自分が働けなくなった時のことを考えると、勤労所得のみで収入を生まない家をローンを組んで買うことは私にはとてもできなかったです。自宅は定期的に引っ越しもしながら一生賃貸でいいと思ってました。

そんな時に不動産投資が自分にもできることに気付いた時は、これしかないと思い不動産投資を始めましたが、何が起こるかわからない今の時代、不動産投資に限らず自分の給料以外になんらかの収入を得られる方法を用意しておくことは必要だと思います。